京つう

日記/くらし/一般  |伏見区

新規登録ログインヘルプ


2013年03月04日

チームバランス


こんにちは、梅津店のまつもとです。


今週はメロンパンのリニューアルですが、世間ではWBC もそこそこ盛り上がっているみたいです。


おっさんは何でも野球で例えたがると言いますが(オーナーがまさにそうです)私もおっさんなので、野球で例えたがります。


例えば今回の日本代表ならば、井端や松井、鳥谷は複数のポジションを守る前提でチームに存在しています。いつも万全な形で試合に臨めればいいのですが、早速初戦を阿部が欠場したように、そうもいかないのが現実です。複数のポジションを守れる選手はそういった時々に絶対的に必要な選手です。


梅津店では複数の時間帯のシフトに入れるスタッフが多くいます。「入れる」というのは「時間の都合がつく」という意味だけではもちろんなく、「その時間帯のワークスケジュールをふつうにこなせる」「一緒に入るスタッフと問題なくコミュニケーションをとって仕事ができる」という意味も含みます。


要するに「私、やっときますんで、とりあえずレジだけお願いします」という状態にない、ということです。


先日、ゆりが実習から戻ってきました。


ゆりは早朝から夕勤の朝6時から夜22時までのどの時間のシフトも入ることができます。うちの店でも二番目に長い時間をカバーできるスタッフです。(一番はのぼるです。のぼるは24時間いけます)


ただ、いわゆる「できる人」という人は全然なく、むしろ今までたくさん失敗してたくさん反省してきたんだろうな、思える人です。しかし、ゆりは他者と円滑な関係性を作るのが抜群に上手です。


かつて店長候補と呼ばれる社員がうちの店に来た時も、一番最初に仲良くなったのはゆりでした。早朝のスタッフが大きな困難に陥った時、朝まで一緒に泣いて、寝ないでシフトをかわってあげたのもゆりでした。


今、お店はグループ単位で関係性があるというよりは、網の目のような矢印が無数にあって、絶妙なバランスで成立しているといった状態にあると思っています。


こうなっていくにあたって、どこがスタートだったかと考えると、とある土曜日に早朝のゆりを昼からロングで、夕勤だったいっちーを9時からのシフトにした時に、二人で「宇治に遊びにいこう」という話になっていて、(結局行ってないみたいやけど)、そこで二人が仲良くなって、波及していった感じはあるかなと思います。


チームの潤滑油的な役割においては天性の才能を感じてたゆりと、この間少し保育関係の実習の話をしていた時に、なんだかすごくいい経験をしてきたように感じたのでした。「できる」は、仕事をする上で必要なことではあります。それを、自分の生活の核となるところからつかみとって来たかも知れませんね。


チームバランスにおける功労者ゆりちゃんの今後の活躍が大いに期待されます。





Posted by 副てんちょ~ at 14:04│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。